実機について |
"キミのとなりがライバルだ。"1987年、ナムコから登場。同社のヒット作「ポールポジション」を継承する疑似3Dレースゲームであるが、当時では珍しい対戦プレイを重視した内容が特徴。 標準的なレースゲーム筐体と同様に、モニター側にハンドルとシフトレバー、足元にはアクセル・ブレーキペダルが装備されているが、 対戦プレイを前提としたゲーム性のため、2台の筐体を一体化した構造となった。 業界初となる通信機能を搭載。筐体を4台を繋げると最大で8人同時対戦が可能となる。 マシンの挙動やグラフィックも「ポールポジション」から更なる進化を遂げた。 走行するコースには立体交差やダンロップブリッジなど、当時の鈴鹿サーキットの特徴的な風景も再現している。 メイン画面上部はインフォメーションエリアになっており、左側には現在の周回数とラップタイムと速度計、右側には現在の順位、 中央にはレース中の車の位置が表示されるコースマップと制限時間、、その両脇に左右のバックミラー等の各種情報が表示されている。 規定数の周回を走行して、上位でゴールしたプレイヤーが優勝となる。 ほぼ同時に登場したデラックス版筐体は、座席に特殊な部品"ボールネジ"を使用しており、マシンの順位に応じて座席が前後に移動する。 この機能により、同社初の大型体感筐体となった。
1990年、鈴鹿以外に3つの実在コースが追加された「ファイナルラップ2」が登場。 |